地域に伝わる奇跡の伝統芸能-山口鷺流狂言体験と中世の歴史文化に浸る旅

期日 【5月分の募集は締め切りました】5月21日(土)~22日(日) 1泊4食付き

定員 4名(最少催行人数2名) 2〜4名の1グループでお受けします。

応募締切日 4月22日(金)

発着 JR新山口駅 maru旅遊社丸本が同行します。(2日目午前を除く)

代金(税込) 1グループ4名様の場合:お一人様 62,000円

       1グループ3名様の場合:お一人様 72,000円

       1グループ2名様の場合:お一人様 92,000円



今日、日本に伝わる狂言の流派は、大蔵流と和泉流が知られていますが、江戸時代にはこれらと並び鷺流(さぎりゅう)が存在していました。

しかし、明治維新の混乱の中で鷺流狂言は衰退し、宗家は断絶してしまいます。

しかし、ここ山口では、奇跡的に鷺流狂言が民間による伝承にて続いています。

このツアーでは、知識や経験ゆたかな山口鷺流狂言保存会のメンバーが、直接鷺流狂言の手ほどきをおこないます。

少人数ですので、全く初めての方、能楽・狂言に関心の深い方、経験者の方など、 お客様に合わせた貴重な体験を提供いたします。

また、山口は室町時代に栄華を誇った大名大内氏の面影を色濃く残すまちでもあります。

その代表格ともいえる国宝・瑠璃光寺五重塔をはじめ、山口のまちなかに残る中世の趣をたずねて散策します。

地元歴40数年、maru旅遊社丸本がご案内いたします。

ご興味や天候・体調などによって、自在にルートを決めながら、一緒に歩きましょう。

1日目のランチは、古民家を改装したイタリアレストラン「イタリア食堂 ベケ!?」を。

イタリア出身の画家と関西出身の妻が、イタリア・ウンブリア州の家庭料理を、山口の新鮮な食材を使いながら提供しています。

内装も、芸術家の夫の感性で手作りされたもので、世界中どこを探しても似た空間はないだろうと思います。

地元でも評判のレストランです。 

また山口には、市街地のなかの温泉・湯田温泉があります。

この温泉の歴史は、約600年前に遡るといわれています。

アルカリ性単純温泉で、源泉の温度は60℃を超え、美肌の湯として知られています。

お泊りは、湯田温泉の旅館となります。

2日目の午前中はフリーですので、湯田温泉のまちをゆっくりと散策してみてください。



山口鷺流狂言保存会

山口鷺流狂言の元祖は明治時代の「春日庄作」とされており、山口の地で脈々と受け継がれてきました。

山口鷺流狂言保存会は昭和29年(1954)に結成され、同年、鷺流狂言は山口県指定無形文化財となりました。

現在は、後世へと残していくため、伝習会や定期公演、小中学校での出張授業等精力的な活動を続けていらっしゃいます。


(まる目線)

山口鷺流狂言は世襲ではなく地域で受け継がれてきた伝統芸能です。

毎年秋に行われている定期公演は、いつも超満員、客席からは笑いが絶えず、地域の人たちに愛されてここまで続いてきたことを実感させられます。

そして、この伝統を絶やさないようにと子どもたちへ伝える取り組みを継続されていることも、素晴らしいと思っています。

また、狂言体験の中心メンバーである米本太郎さんは、東京藝術大学(能楽専攻)の卒業生で、同級生の能楽師の方たちを招いて山口で能を広めるイベントなども開催されています。


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