徳地和紙と蛍に癒される休日

期日 (仮)6月4日(土)~5日(日) 1泊4食付き

定員 4名(最少催行人数2名) 1グループ

※12歳以下のお子様同伴の場合は、年齢や条件により金額・定員が異なりますので詳細はお問合せください。

発着 JR新山口駅 maru旅遊社係員が同行します。

代金(税込) 4名様:お一人44,000円

       3名様:お一人54,000円

       2名様:お一人70,000円


   

山口市北東部に位置する徳地地域は、古くから林業の盛んな地域で、今から約830年前の鎌倉初期には、この地から切り出した木材が、焼失した東大寺再建に使用されました。

その後戦国時代にも再度焼失したため、現在の東大寺大仏殿は当時のものではありませんが、焼け残った南大門と金剛力士像には徳地の木材が使用されていると考えられます。

豊かな森林に抱かれたこの地はまた、和紙の製造が盛んな地域でもありました。

安価な洋紙の普及に伴い急速に廃れてしまいましたが、今日なお継承されている方もいらっしゃいます。

このツアーでは、原料を育てる過程から和紙づくりを行いながら、徳地和紙の普及に努めていらっしゃる船瀬春香さんに教わり、和紙の折染め体験をおこないます。

また、清流に恵まれている徳地地域には、蛍の名所が点在しています。

夜になったら、無数の蛍と星の光が融合する幻想の世界に出かけましょう。

お泊りは、徳地地域に唯一残る老舗旅館の友景旅館です。

若夫婦が切り盛りする趣ある佇まいの旅館は、大正時代の建築とのこと。

お料理のおいしさにも定評があります。

※ムスリムフレンドリーメニューとして提供した昼食の例です。


〇この人に会えます

徳地和紙ワークス 船瀬春香さん 

東京での会社員や非営利組織勤務を経て2015年地域おこし協力隊として山口市へ。

徳地和紙の継承をミッションに和紙づくりを学び、任期終了後も徳地和紙の継承と普及に取り組んでいらっしゃいます。

折り染めは、ワークショップのほかリゾートホテルの装飾などにも使用され、活躍の場を広げられています。

英語が堪能で、英語話者のお客様へも通訳を介さずに体験を提供することができます。


(まる目線)

「和紙づくりに出会うまで、自分がこういう一人でコツコツ行う仕事に向いていることに気づかなかった」と言われていたことが、少し意外でもあり、印象に残っています。

折染めは、日本の伝統工芸である和紙に鮮やかな色や模様を施すもので、新鮮な感覚を与えてくれます。

また、折った紙にインクを浸すので、広げるまでどんな模様になるか分からず、広げて模様が現われる

瞬間のどきどきもたまらなく楽しいです。

古民家を改装した素敵な一軒家は、船瀬さんのお人柄にもとてもよく似合っています。


   
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